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〈2022/10/3(月)菅野直基牧師の一言メッセージ+動画+α〉
「痛みを共に担おう」
https://rara.jp/sgr_ch/page120 (写真入り記事)
教会には、身体、知的、精神などの障害を持った人が来られる率が高いです。
どんな人でも神が必要なのに、健康で、人生の中で問題を抱えていない人は、神が必要だと感じにくいからでしょう。
「障害者」という言葉を「差別用語」だと考える人がいます。
大きな意味では、「個性」として考えるのが良いとも思いますが、だからと言って、同じように扱ったとしたら、問題が生じるはずです。
障害を個性として考えると共に、凸凹の凹の欠けたる部分を理解し、労わり、補っていく心が大切だと思います。
私の周辺では、特に精神的な問題を抱えている人が多くいます。
その中でも、うつ病の人が多いです。
うつを軽く見て、考え方一つで簡単に乗り越えられるものと考える人がいます。心が健康か、うつを知らないからです。
うつが恐ろしいのは、自殺という形で死に至ってしまう可能性があるからです。
その割合は20%とも言われています。
苦しいので、死ぬこと以外に選択肢がなくなってしまうのです。
つい先日、三遊亭円楽師匠が肺ガンによりこの地上を去りました。ガンの恐ろしさを感じている人が多いと思います。
しかし、うつはそれ同等に恐ろしい病気です。
うつ病は国民の100人に1人の百万人がかかっていると言われています。境界状態の人を入れたら、とんでもない数になります。
「私には関係ない」と考えやすいですが、そうではありません。誰もがうつ病になる可能性があります。
20%の自殺をしてしまう人だけが怖いのではありません。
うつの人は、自分がこの世に生まれ、存在していること自体を呪い、悲しくて涙が止まらないのです。
「自分は価値がない」「人に迷惑をかける」「いない方がいい」などと考えます。
そんな状態であるとしたら、生きていること自体がつらくてたまりません。
また、うつ病になると、今までと違う態度を取るようになります。
周囲の人はびっくりしてしまいます。
結果、距離を置かれるようになり、人間関係を失い、仕事を失い、家族の人間関係が壊れてしまう可能性があります。
孤独になり、孤立し、自分を呪い、苦しみから逃れたい、消えたいと考えるようになり、20%もの人が死を選択してしまうのです。
私は、路上でギターを弾きながら、「あなたは愛されている」と歌います。
うつ病で苦しんでいる人がたくさんいるので、あえてそのような曲を選曲しています。
うつになると、自分が愛されている、愛されるために生まてきたと、夢にも思えなくなります。
しかし、それが事実なので、その事実を伝えたいと思います。
信仰によって、うつ病がいやされる実例をたくさん見てきました。
しかし、信仰だけでうつ病を直そうとしている途中で、自殺をしてしまった人を何人か知っています。
うつ病の人が教会に来られたら、まずは、本人に自覚してもらい、病院に通ってもらうようにしています。
場合によっては、薬を処方してもらい、カウンセリングを受けてもらいます。
牧師と医師の二人三脚で歩んでいくようにします。
恐ろしい病気です。軽く見てはなりません。
私は神のいやしを信じます。
「信仰による祈りは、病む人を回復させます。主はその人を立たせてくださいます」(ヤコブ5章15節)。
「彼の打ち傷によって、私たちはいやされた」(イザヤ53章5節)。
神が瞬間的にいやしてくださったという実例も知っています。
しかし、そうでない場合もたくさんあります。
不信仰だということでは片付けられません。
障害を個性と考えるなら、うつ病も個性ということになります。
しかし、とても苦しくて、とても大変な病気であることを理解しないと、不用意に「頑張りましょう!」「信仰によって勝利しましょう!」などと励まして、病状を悪化させてしまうことがあります。
また、二人三脚で関わる理由は、一人でうつ病の人に向き合い、関わることで、関わった人もうつ病になってしまう可能性があります。
優しく見守り、祈り、みんなで愛を持って包んでいきましょう。
うつ病は、誰もがかかる可能性のある病気だからです。
明日は我が身です。
今度は、あなたや私が助けてもらう番になるかも知れません。
私たちは、一つの家族。一つのからだです。
一人が傷めば、私たち全員も痛むのです。
「もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです」(第一コリント12章26節〜27節)。
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<10/3更新>【出前牧師かんチャンネル YouTuber菅野直基の動画(第910回)】
『神は逆の意味で不公平』
https://youtu.be/dI_hg3fJTPI
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<10/3更新>
【9/29〈木〉本八幡駅 路傍伝道の動画(後半)】
https://youtu.be/-LIyvFGoqFQ
https://street-evangelism.net (路傍伝道ネットワークのホームページ)
ーーーーーーーーー
<10/3更新>
【10/2(日)新宿福興教会 主日礼拝〈録画放送〉】
https://youtu.be/hiydUeTslz0
https://sgr-ch.net (教会のホームページ)
ーーーーーーーーーー
信徒前進大会 定例会 メッセージ
https://youtu.be/HcOmdTWH-Vs
ーーーーーーーーーー
路傍伝道ネットワーク ドキュメンタリー番組
https://youtu.be/dOlP8bMKaAw
ーーーーーーーーーー
https://japan-harvest.org (ジャパンハーベストのホームページ )
ーーーーーーーーーー
<本日の活動予定>
(ルーティンを除く)
・全日本リバイバル合同祈祷会 奏楽奉仕
・川口駅 路傍伝道(17時〜19時)
※電話を頂いても受け取れない可能性があります。ご用件がありましたら、メール(sgr_ch@ybb.ne.jp)や文章にて要件をお知らせ頂けますと感謝です。よろしくお願いします。(教会ホームページ https://sgr-ch.net/ )
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「編集後記的メッセージ 『痛みを共に担うために』」
東京に住む外国人に、東京の良さや住みやすさを聞くと、「他人に干渉しないところが良い」と言われる人が何人もいました。
「お互いを干渉し合わない」というのは、良い点でもありますが、同時に、孤独になりやすい環境でもあります。
やり過ぎず、やらな過ぎずという頃合いは難しいですが、「明日は我が身」という心を持つことではないでしょうか。
聖書は、「自分がしてもらってうれしいことを、他人にもせよ」と語ります。
それは同時に、「自分がされたくないことは、他人にもしない」こともセットで含まれるでしょう。
そのために、痛い目にあうとか、試練にあうというのは、大切な経験です。
苦しかった時に、こうしてもらってうれしかったとか、こうされて嫌だったという経験が生かされることになります。
人生に無駄やマイナスは一つもないのですね。
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#牧師 #YouTube #YouTuber #路傍伝道 #路上ライブ #街頭演説 #教会 #伝道者 #伝道師 #プロテスタント #クリスチャン #キリスト教 #インターネット伝道 #宣教師 #世界宣教 #聖書 #ゴスペル #ワーシップ #友達 #フォロワー #SNS #東京 #新宿区 #北新宿三丁目
「痛みを共に担おう」
https://rara.jp/sgr_ch/page120 (写真入り記事)
教会には、身体、知的、精神などの障害を持った人が来られる率が高いです。
どんな人でも神が必要なのに、健康で、人生の中で問題を抱えていない人は、神が必要だと感じにくいからでしょう。
「障害者」という言葉を「差別用語」だと考える人がいます。
大きな意味では、「個性」として考えるのが良いとも思いますが、だからと言って、同じように扱ったとしたら、問題が生じるはずです。
障害を個性として考えると共に、凸凹の凹の欠けたる部分を理解し、労わり、補っていく心が大切だと思います。
私の周辺では、特に精神的な問題を抱えている人が多くいます。
その中でも、うつ病の人が多いです。
うつを軽く見て、考え方一つで簡単に乗り越えられるものと考える人がいます。心が健康か、うつを知らないからです。
うつが恐ろしいのは、自殺という形で死に至ってしまう可能性があるからです。
その割合は20%とも言われています。
苦しいので、死ぬこと以外に選択肢がなくなってしまうのです。
つい先日、三遊亭円楽師匠が肺ガンによりこの地上を去りました。ガンの恐ろしさを感じている人が多いと思います。
しかし、うつはそれ同等に恐ろしい病気です。
うつ病は国民の100人に1人の百万人がかかっていると言われています。境界状態の人を入れたら、とんでもない数になります。
「私には関係ない」と考えやすいですが、そうではありません。誰もがうつ病になる可能性があります。
20%の自殺をしてしまう人だけが怖いのではありません。
うつの人は、自分がこの世に生まれ、存在していること自体を呪い、悲しくて涙が止まらないのです。
「自分は価値がない」「人に迷惑をかける」「いない方がいい」などと考えます。
そんな状態であるとしたら、生きていること自体がつらくてたまりません。
また、うつ病になると、今までと違う態度を取るようになります。
周囲の人はびっくりしてしまいます。
結果、距離を置かれるようになり、人間関係を失い、仕事を失い、家族の人間関係が壊れてしまう可能性があります。
孤独になり、孤立し、自分を呪い、苦しみから逃れたい、消えたいと考えるようになり、20%もの人が死を選択してしまうのです。
私は、路上でギターを弾きながら、「あなたは愛されている」と歌います。
うつ病で苦しんでいる人がたくさんいるので、あえてそのような曲を選曲しています。
うつになると、自分が愛されている、愛されるために生まてきたと、夢にも思えなくなります。
しかし、それが事実なので、その事実を伝えたいと思います。
信仰によって、うつ病がいやされる実例をたくさん見てきました。
しかし、信仰だけでうつ病を直そうとしている途中で、自殺をしてしまった人を何人か知っています。
うつ病の人が教会に来られたら、まずは、本人に自覚してもらい、病院に通ってもらうようにしています。
場合によっては、薬を処方してもらい、カウンセリングを受けてもらいます。
牧師と医師の二人三脚で歩んでいくようにします。
恐ろしい病気です。軽く見てはなりません。
私は神のいやしを信じます。
「信仰による祈りは、病む人を回復させます。主はその人を立たせてくださいます」(ヤコブ5章15節)。
「彼の打ち傷によって、私たちはいやされた」(イザヤ53章5節)。
神が瞬間的にいやしてくださったという実例も知っています。
しかし、そうでない場合もたくさんあります。
不信仰だということでは片付けられません。
障害を個性と考えるなら、うつ病も個性ということになります。
しかし、とても苦しくて、とても大変な病気であることを理解しないと、不用意に「頑張りましょう!」「信仰によって勝利しましょう!」などと励まして、病状を悪化させてしまうことがあります。
また、二人三脚で関わる理由は、一人でうつ病の人に向き合い、関わることで、関わった人もうつ病になってしまう可能性があります。
優しく見守り、祈り、みんなで愛を持って包んでいきましょう。
うつ病は、誰もがかかる可能性のある病気だからです。
明日は我が身です。
今度は、あなたや私が助けてもらう番になるかも知れません。
私たちは、一つの家族。一つのからだです。
一人が傷めば、私たち全員も痛むのです。
「もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです」(第一コリント12章26節〜27節)。
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<10/3更新>【出前牧師かんチャンネル YouTuber菅野直基の動画(第910回)】
『神は逆の意味で不公平』
https://youtu.be/dI_hg3fJTPI
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<10/3更新>
【9/29〈木〉本八幡駅 路傍伝道の動画(後半)】
https://youtu.be/-LIyvFGoqFQ
https://street-evangelism.net (路傍伝道ネットワークのホームページ)
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<10/3更新>
【10/2(日)新宿福興教会 主日礼拝〈録画放送〉】
https://youtu.be/hiydUeTslz0
https://sgr-ch.net (教会のホームページ)
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信徒前進大会 定例会 メッセージ
https://youtu.be/HcOmdTWH-Vs
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路傍伝道ネットワーク ドキュメンタリー番組
https://youtu.be/dOlP8bMKaAw
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https://japan-harvest.org (ジャパンハーベストのホームページ )
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<本日の活動予定>
(ルーティンを除く)
・全日本リバイバル合同祈祷会 奏楽奉仕
・川口駅 路傍伝道(17時〜19時)
※電話を頂いても受け取れない可能性があります。ご用件がありましたら、メール(sgr_ch@ybb.ne.jp)や文章にて要件をお知らせ頂けますと感謝です。よろしくお願いします。(教会ホームページ https://sgr-ch.net/ )
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「編集後記的メッセージ 『痛みを共に担うために』」
東京に住む外国人に、東京の良さや住みやすさを聞くと、「他人に干渉しないところが良い」と言われる人が何人もいました。
「お互いを干渉し合わない」というのは、良い点でもありますが、同時に、孤独になりやすい環境でもあります。
やり過ぎず、やらな過ぎずという頃合いは難しいですが、「明日は我が身」という心を持つことではないでしょうか。
聖書は、「自分がしてもらってうれしいことを、他人にもせよ」と語ります。
それは同時に、「自分がされたくないことは、他人にもしない」こともセットで含まれるでしょう。
そのために、痛い目にあうとか、試練にあうというのは、大切な経験です。
苦しかった時に、こうしてもらってうれしかったとか、こうされて嫌だったという経験が生かされることになります。
人生に無駄やマイナスは一つもないのですね。
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