てぃーだブログ › パスター菅野(かんの牧師)と楽しく話そう › 牧師のコラム › 「1月行く、2月逃げる、3月去る ~時は命なり(Time is life)~」
「1月行く、2月逃げる、3月去る ~時は命なり(Time is life)~」

「1月行く、2月逃げる、3月去る」というのは、「1月」は正月があり、成人式があり、あっという間に「行ってしまう」ように過ぎ去り、「2月」は28日までしかないので、「逃げる」ように過ぎ去り、「3月」は年度末で忙しく、「去る」ように過ぎてしまうことをいうのでしょう。

「時は金なり(Time is money.)」と言われますが、時間はいつまでも続くように感じますが、そうではありません。気が付いたら、人生の半ばとなり、終盤となって行くものです。時間は宝物です。

神が人間に平等に与えられた賜物は「時間」です。何人であろうと、誰であろうと、「1日」「24時間」を平等に頂いています。しかし、時間は生き物です。同じ「1時間」でも、暇でどうでも良いことに使うことができますが、「1時間」を何十倍にも使うことができます。

時間の積み重ねが人生です。人生にはやがて終わりがあるのですから、時間は「金」のように大切ですし、「命」そのものです。

何もしない無駄な時間、無意味な時間を過ごすにはあまりにももったいないです。時間を無駄にしないためには、「1日」の初めに、祈りと「1日」の計画を立てる時間を持つことをお薦めします。

紙に、「やるべきこと」を書き出し、祈りながら「優先順位」を付け、その順位の「1位」から行って行くことです。大切なポイントは、やりたいことは後回しにして、やるべきことから行うことです。単純なことですが、人は、やりたいことからやって行き、気が付いたら、やるべきことをやる時間がなくなって、後で苦労することがあります。そうではなく、やるべきことを先に済ませて、後で、やりたいことを心ゆくまで、思う存分やったらいいのです。

「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれますが、これは言葉遊びにもなっています。「1月」の「い」が「行く」で、「2月」の「に」が「逃げる」で、「3月」の「さ」が「去る」です。言葉遊びは言葉遊びでいいですが、時を遊んで過ぎ去らせてはいけません。「時は金」であり、「命」です。

世の中の悲観的・ネガティブな常識に対して、私たちは神を信じ、「1月祈る、2月ニコニコする、3月賛美する」と楽観的・ポジティブに言うことができます。文字通り、「1月は祈る月」「2月はニコニコする月」「3月は賛美する月」にすれば、なんと充実したすばらしい時を生きることができるでしょうか! 「4月勝利、5月ゴーゴー、6月ロマンス」、、、、ご自分の好きな語呂合わせで、毎月を楽しく有意義に生きることができます。

聖書は、「今の時を生かして用いなさい」(エペソ5:16)と語ります。一度の人生、二度と戻ってこない今日の今のこの時間を大切に、有意義に、意味あるものとして過ごして行きましょう。良い週末をお過ごし下さい。




同じカテゴリー(牧師のコラム)の記事
私たちが持つ核兵器
私たちが持つ核兵器(2018-08-29 07:57)

中野駅伝道
中野駅伝道(2018-08-29 01:20)

酒井優造牧師召天
酒井優造牧師召天(2018-08-29 01:04)

不協和音
不協和音(2018-08-27 05:46)

変わらない幸福感
変わらない幸福感(2018-08-26 07:47)


※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。