パスター菅野（かんの牧師）と楽しく話そう

〈8/4（水）本日の一言メッセージ＋動画＋α〉

https://9001.teacup.com/sfk/bbs/22179 （写真入り記事）

「正しい祈りとは」

クリスチャン同士で、「ぜひ祈って下さい」とお願いし、「わかりました。お祈りします」というやり取りをすることがあると思います。

「祈ります」という言葉が、単なるあいさつとか、ポーズで終わってしまって、実際は祈らないということがないようにしたいものです。

祈りとは、その相手に対してあなたの望み通りになるように願ったり、コントロールしようとするものでもありません。

すべてを知っておられ、すべてのことを行える神様が、御心のままに導き、働き、状況を変えて下さることに信頼して、より頼む祈りをささげることです。

「祈ってますね」ということで、何かをやった気になってそれで終わらせてしまうのではなく、自分のことのように考えて、真剣に祈りたいものです。

「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」と聖書が語る内容の実践は、祈りから始まり、祈りによって完成します。

祈るとことで、その人との関係が変わっていきます。依存心や赦せないなどの不健全な感情は健全な思いに変わり、やがて愛する心を持てるようになっていきます。

ですから、祈っている相手に対して敵意を抱き続けたり、赦さなかったり、否定的な感情を持ち続けることはできないのです。

もしその点が変わらないとしたら、わがままな自分の願望を願い、相手をコントロールしようとしているからかも知れません。

どうぞ、正しい祈りをささげましょう。

家族や神の家族のために祈り、友人知己のために祈り、国や世界のために祈りましょう。

祈るなら、祈る人の心が変わり、さらに、その祈りを通して人や状況が変わっていきます。


【動画メッセージ】
「ゆっくりがんばる」
https://youtu.be/T-Tbdr-YL7g

（昨日分）
「ご機嫌取りの相手」
https://youtu.be/SCNYTQzNLg8

※チャンネル登録をして見てくださっている方々もいらっしゃると思いますが、昨日の放送のリンクを貼り忘れました。いつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。


【7/25（日）大久保駅 路傍伝道】（前半）
https://youtu.be/4oLup3tY8h0


【路傍伝道ネットワーク 活動紹介】
https://youtu.be/es7hBtd_OdY


【8/1（日）新宿福興教会 オンライン主日礼拝】
https://youtu.be/bgfZZaZwiiI （朝礼拝）
https://youtu.be/jaRSLglgd9U （夕礼拝）


「編集後記的メッセージ 『真の複眼を持って見る、そして、生きる』」

主観と客観、森の中の木を見るのと森全体を見るという複眼的視点を持つと、人生が幸せになります。

主観や森の中の1本の木ばかりを見ていると、自分自身の思い込みや他者の評価で一喜一憂することになります。

うまく行っていると感じると思い上がり、高慢になり、傲慢になって行ってしまうし、うまく行っていないと感じると、自己憐憫に陥り、卑屈になり、投げ出したり、快楽に走ってしまいやすいものです。

主観や木を見ることを無視していいというのではありません。

同時に、客観と森全体を俯瞰して見ることが大切です。

ここまでは一般的なお話ですが、さらに、第三の目を持つことが大切です。

主観と客観、1本の木だけを見ると森全体を俯瞰して見ることに加えて、聖書を読み、神に祈って、神が今のこの状況の私とこの世界をどう見ておられるかを問い、聴き、耳を傾けてそれをキャッチしようと努力することです。

主観も客観も、1本の木を見ることも森全体を俯瞰して見ることも、本当は、半分の単眼なのです。

神の目に映る視点を持つことで、真の意味の複眼を持つことになります。

自分自身の一喜一憂も、他者の賛否両論も、神の視点は一蹴し、すべてのマイナスはラスに変わり、すべてのピンチはチャンスに変わり、「私の人生はこれで良いんだ。これで良かった！」と思えるようになります。

案外多くのクリスチャンが的外れ状態で生きている可能性があります。

神の目から見てうまくいっているのに、この世の評価に翻弄されて自己嫌悪に陥ったり、神の目から見てうまくいっていないのに、「成功している」「うまくいっている」と錯覚している可能性があります。

主観・客観、木と森を見る視点に加えて、神に聴き、神の目を通して見るという視点を持ち、真の複眼を持って生きていきたいものです。

神の目を持つというのは、インスピレーションや霊感に頼ったり、預言者と呼ばれるような人の所に行って教えてらうのではありません。あなた自身で聖書を読み、祈ることです。

素敵な1日でありますように。